お薬についての考え方
友達に言われたことで昔非常に傷ついたことがあります。
彼女も普段鬱だの病んだだのよく言っている子だったんですが、私が薬を飲んでると知ると「薬を飲みだしたら終わりやなって思うねん。」と言われました。
今なら「そうかもね~。」なんて流せるかもしれないけど当時はショックでそんなに薬に頼ることはだめなんだ・・・と落ち込みました。
お薬を否定する人っておおいですよね。
何故風邪薬は良くて精神疾患などに使用される薬はダメなんだろう???
うつ病を克服した人にも「薬は必要ないんだよ。」と言われたこともあります。
ただその人は薬を飲まないと選択したときに病気がよくなっただけなんです。
鬱が軽減されたから薬を必要としなくなったんですよ。
精神科で出されるお薬はやはりぼーっとしてしまったり感情を鈍らせるような薬もあります。
なので薬を必要としなくなって少し前の自分を振り返ったら「薬におかしくされていた。」と思う方もいるんじゃないかな?
そういう私も薬を飲んでいるから双極性障害が治るなんて思っていません。
最終的には自分の変化なんだと思います。
環境もそうですが、自分の考え方、周りとの関係の持ち方など、もちろん自分に合う仕事だったりもそうですが・・・そういった中で徐々に薬が必要なくなっていくのではないのかな???と思っています。
薬に頼って何が悪いんだ???
しんどくて辛くて生きているのさえ嫌になる、今ここから消えていなくなりたい。
そう思うときに少しでもその気持ちをぼやかしてくれる、気持ちを掬い上げてくれるなら薬に頼ったらいいと思います。
それで自分が今ここにいる、生きていけるなら頼ればいいんですよ。
薬を飲みだしたら終わり?
飲んでなかったらそのまま人生終わってたわ。
飲まなくていいならそれにこしたことはないですよ。
ただ苦しいなら飲んだらいい。
いつか必要じゃなくなるときがきたらまた先生と相談しながら減らしていけばいいと思います。
私は精神科に通院することも、服薬も前向きな事だと思っています。
薬をたくさん飲んでしまった事もあるし薬はたくさんの種類飲んだ方がいいのでは??と思い先生にたくさん飲みたいと言ったこともあります。
まぁいろんな種類、たくさん飲めばいいものではないんですよね。
実際薬を減らしてみたら効果があったとかもあります。
色々勘違いをしておかしなことをしたこともありますし現在も薬を必要としてますが、通院や服薬を否定してほしくないな・・・と思います。